2020年の3月から、株式市場は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の世界的流行をきっかけとした弱気相場に入りました。
日本は感染者も死者も他の病気より少ないのに大袈裟に騒ぎすぎでしたが、アメリカでは死者が10万人を超えて毎年のインフルエンザ*1を超えるほどになりました。
そのため、アメリカに関しては、ある程度の経済活動の一時停止は仕方なかったのかなと思います。
それでもいつまでも止めておくわけにはいかないので、徐々に再開してきているようです。
今回の件で、米国株はかつてない速さでの急落して、3月には取引所でサーキットブレーカーも発動しました。
29,000ドルを超えていたNYダウ平均株価は、一時的に19,000ドルを割り込むという暴落。
いろんな銘柄があっという間に割安*2になり、いわゆる買い場になったので、私は回数を分けて少しずつ買い増しをしました。
その他、新しく購入した銘柄や、売却した銘柄もあります。
なお、NYダウ平均株価は5月には25,000まで上昇するなど、最近は急激に回復してきています。
ハイテク株が多くて今回の影響が少ないナスダック指数に至っては、以前の水準に近いところまでV字回復です。
株価チャート引用元: Yahoo!ファイナンス
チャートを見ると好調な方からナスダック<IXIC>、S&P500<GSPC>、NYダウ<DJI>の順になっています。
4つの銘柄を買い増し
- ジョンソン・エンド・ジョンソン <JNJ.N> 50株→55株
- マイクロソフト <MSFT.O> 35株→65株
- ユニリーバ <UL.N> 30株→55株
- ビザ <V.N> 20株→35株
上記4銘柄の買い増しをしました。
株数の推移は、2019年10月→2020年5月です。
アクティビジョン・ブリザード<ATVI.O>とマスターカード<MA.N>を新規購入
アクティビジョン・ブリザード Activision Blizzard
アクティビジョン・ブリザードは世界最大手級のゲームソフトメーカーで、「Call of Duty」「Crash Bandicoot」「Diablo」「Overwatch」などが特に人気作です。
2015年にモバイルゲームメーカーのKingを買収しています(「Candy Crush」など)。
今後もビデオゲーム市場は中長期的に世界的な成長が見込めそうです。
また、新型コロナウイルスによる不況時でも需要が減りそうにありません。
マスターカード MasterCard
マスターカードは、クレジットカードの国際ブランドです。
ビザ<V.N>と同じで決済技術のみ提供していて、カードの発行はしていないので、営業利益率が高くなっています。
新型コロナウイルスで旅行や百貨店での消費の減少の影響は大きいでしょうが、クレジットカードなどのキャッシュレス化の追い風にもなると思います。
カードやApple Payなどでのコンタクトレス(非接触)決済でも伸びていくことでしょう。
ネクステラ・エナジー<NEE.N>を売却
ネクステラ・エナジーは3月の急落時でも含み益があったので、余力を増やすために利益確定の売却をしました。
保有銘柄の一覧
- アップル <AAPL.O>
- アクティビジョン・ブリザード <ATVI.O>
- CMEグループ <CME.O>
- ジョンソン・エンド・ジョンソン <JNJ.N>
- マスターカード <MA.N>
- マイクロソフト <MSFT.O>
- ユニリーバ<UL.N>
- ビザ <V.N>
CMEグループはマイクロソフトを買い増しするために一旦売却したけど(少額の利益確定)、以前の買値より1割下がった株価で買い戻しをしました。
これからも、インデックスに連動するETF・投資信託と合わせて、成長性と守りのバランスが取れた運用を心がけようと思います。
*1:CDC=アメリカ疾病予防管理センターによると、2017-2018シーズンのアメリカのインフルエンザによる死者は61,000人
*2:中長期的視点および本質的価値との比較