徳田あおい blog

ゲームアプリ事業を中心にデザインやイラストの制作、株式投資、日頃のことなどを書いています。

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2023年は総合商社セクターが絶好調で、長期保有が報われています

伊藤忠商事・丸紅・三菱商事TOPIXの比較。2023年8月10日までの5年間(Google Finance)

 

総合商社セクターは、資源など商品価格の上昇や円安が追い風となり、2021年頃から各社とも株価が大きく値上がりしています。

2023年に入ってからは騰勢を強めて、3社とも何度も上場来高値を更新。

また、業績の向上に合わせて連続増配となりました。

さらに、3社とも現在の中期経営計画の期間中において累進配当を宣言しています。

数年前まで割安・不人気なセクターでしたが、一気に状況が変わってきた感じです。

 

私は現在、下記3つの銘柄を保有していて、長期保有が報われています。

  • 伊藤忠商事 <8001.T> 購入価格1,498円 x 100株
  • 丸紅 <8002.T> 購入価格580円 x 200株
  • 三菱商事 <8058.T> 購入価格2,980円 x 200株

 

伊藤忠商事・丸紅

 

三菱商事

 

伊藤忠商事が購入価格に対して株価が3倍以上、丸紅は4倍以上になり、配当利回りが10%を超えました*1

伊藤忠商事は2017年に買ったこと、丸紅は2020年3月の相場急落時に買い増したことにより特に良いパフォーマンスになったというのがあります。

 

三菱商事は購入価格に対して現在の株価が2倍くらいですが、2016年の底値からだと約4倍に上昇しています。

5年間のチャートで見ると出遅れ感はありますが、こちらも充分に強いと言えます。

 

資源価格は、これまで周期的*2に価格上昇が起こっていますが、逆に価格が低迷しているときもあります。

そのため、これまで総合商社の株は長期では大きく乱高下することが多くなっていました。

しかし、各社は非資源収益も伸ばしてきているので、今後はそれによって業績と配当金を下支えすることができそうです。

また、総合商社の事業はグローバルかつ多岐に渡っているので、長期保有することで世界経済の成長を取り込めるセクターだと言えます。

 

これだけ株価が上がっている状況では買い増しをしようとは思いませんし、さらに大幅上昇すれば一部売却するかもしれません。

しかし、3つとも配当金目的で買った銘柄なので、基本的には引き続き長期保有しようと思っています。

*1:2024年3月期に予定されている配当金

*2:コモディティ・サイクルと呼ばれています