米国株式市場は、2020年から2021年にかけて絶好調でした。
しかし、今年に入りインフレ(物価上昇)が加速。
FRB(連邦準備制度理事会)による速いペースの利上げによる影響や、リセッション(景気後退)懸念が台頭しています。
そのため、2022年に入ってからは値動きが荒くなり、S&P500が高値から20%あまり下落して弱気相場入りしました。
最近は下げ止まりの兆しもあり、そろそろ反発しそうな雰囲気もあります。
また、為替相場が一時1ドル=139円台になるなど、かなり円安に推移していることが注目されています。
FRBの金融引締めとBOJ(日本銀行)の金融緩和継続により、日米の金利差が拡大していることが背景にあります。
おかげで、過去に買ったドル建て資産を円換算したときの評価額は堅調に推移しています。
↑ 例えば、アップル<AAPL.O>はドルだと含み益率が275%くらいですが、円で見ると325%ほどあります。
購入と売却
2021年5月以降に購入と売却をした銘柄は以下のとおりです。
- アマゾン <AMZN.O> 40株 (新規購入)
- エレクトロニック・アーツ <EA.O> 10株 → 0株 (すべて売却)
- ペイパル <PYPL.O> 10株 → 20株 (買い増し)
- ビザ <V.N> 35株 → 30株 (一部売却)
アマゾンを新規購入しました。
エレクトロニック・アーツとビザは、少し利益を得られました。
ペイパルは大きく値下がりしたため、買い増しをしました。
アマゾン・ドット・コム Amazon
Amazonは、電子商取引(EC=ネット通販)、クラウドサービスなど、様々な事業を展開する世界最大級のテクノロジー企業です。
消費者にとってはAmazonといえばネット通販のイメージですが、利益ではクラウドサービスのAWSの割合が大きくなってきています。
消費者向けと事業者向けでそれぞれ強大なシェアを持っている分野があり、今後も技術の革新や新分野への参入が期待されます。
保有銘柄の一覧
- アップル <AAPL.O>
- アドビ <ADBE.O>
- アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>
- アクティビジョン・ブリザード <ATVI.O>
- CMEグループ <CME.O>
- セールスフォース・ドットコム <CRM.N>
- ジョンソン・エンド・ジョンソン <JNJ.N>
- マスターカード <MA.N>
- マイクロソフト <MSFT.O>
- ペイパル <PYPL.O>
- ユニリーバ <UL.N>
- ビザ <V.N>
今回の弱気相場はハイテク株が中心なので、いくつか含み損がある銘柄もありますが、割合の大きい銘柄にそれ以上の含み益があるので、保有銘柄の全体としてはまあまあ良い状態です。
これからも無理をせず、のんびりした運用を心がけようと思います。