徳田あおい blog

ゲームアプリ事業を中心にデザインやイラストの制作、株式投資、日頃のことなどを書いています。

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つみたてNISAでの米国株投資

今年(2018年)から、「つみたてNISA」という制度が始まりました。

年間40万円までの積立投資の売買益と分配金が最長20年間非課税になるので、長期投資にちょうど良く、少額から始めやすくなっています。

 

「つみたてNISA」は、従来からある「NISA」より金額が小さい上に、投資対象は一部の長期投資に適した投資信託のみに限られます。

かわりに非課税期間が長いし、信託報酬が低いインデックスファンドの投資信託が多いので、多くの人に優しい設計だと言えます。

 

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iFree 販売用資料 2017年12月

 

私は、「iFree S&P500インデックス<04318178>」を選びました。

長期投資なら利益の確定時期を考えなくて良いと思われる、米国株の信頼できるインデックス「S&P500」の投資信託です。

 

米国株を選ぶ理由

  • 「ダウ平均株価」や「S&P500指数」は、多少上下しながらも、長期的に見れば上昇し続けている
  • 配当(連続増配)、自社株買いといった株主還元を重視している巨大企業が多い
  • アメリカは先進国でありながら、人口は今後も長期的に増加していくと予測されているし、内需も伸びしろがある

 

米国株と日本株の比較 

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YAHOO! FINANCEのS&P500と日経平均株価の比較チャート


1971年以降のチャートで比べると、日本株の長年の低迷ぶりが際立ちます(赤がS&P500、青が日経平均株価)。

 

2013年からのアベノミクス相場はすごいですが、日経平均株価TOPIX東証株価指数)は1989年のバブル景気が未だに最高値です。

それに比べて、ダウ平均株価やS&P500指数は、1987年のブラックマンデー、2000年のドットコムバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックを乗り越え、去年も史上最高値を何度も更新しています。

 

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2017年1月27日の日本経済新聞

 

日本株も企業の収益力向上・相対的な割安感から、まだ上がりそうですが、最長20年となると米国株の方が安心感があると思います。

 

  • 無理のない金額で積み立てる
  • 暴落があれば特定口座でも買い増しの機会

 

という姿勢でいければ気楽かな。

 

20年といっても、もしお金が必要になったときは解約して現金にできるので、資産形成に加えて、いざというときの保険や年金のような気持ちで積み立てするのもいいかもしれません。