夫が開発、私がデザインを担当したiPhone・iPad・iPod touchで遊べる『Scroll Maze2』を1月27日にリリースしました。
本体を傾けるだけで遊べる迷路ゲームですが、さまざまなステージや機能がある本格的なゲームになっています。
ゲームの特徴
・ベストタイムを目指したり、かわいいハートを集めたり。様々な楽しみ方ができます。
・100以上の豊富なステージ+ランダム生成で無限に遊ぶことができます。
・ボールの速さを選べるので、好みに合わせて快適な環境で遊べます。
・ヒントやギブアップ機能があるので安心です。
・GameCenterに対応。ランキング上位を目指したり、さまざまな達成項目を集めましょう!
モードの紹介
【ノーマルモード】
簡単なマップから難しいマップまで、様々なステージを楽しむことができます。
目指せ、★★★ 3つ星ゴール!
【インフィニティモード】
次々と出てくる迷路を制限時間内に、どんどんゴールしていきましょう。
どこまで行けるかな??
デザインのポイント
iOS7・iOS8にも合う、すっきりめのデザインにしました。
Blur background(ぼかし背景画像)や、グラデーション、透過(半透明)などを使っています。
きれいなだけではなく、ボタンをボタンらしく分かりやすくするなど使いやすさを大切にしました。
また、ボタンに表示するものは文字だけではなくマークも多く使っています。
こうすると分かりやすいだけじゃなくて、英語対応のための工数も減るので楽です*1。
アイコンやタイトルロゴもゲームに合ったものに仕上がったと思います。
格好いいし迷路らしいので、気に入っています。
毎回のように悩みますが、上手に作れると気持ちいいですね。
Photoshop
『迷路ゲーム』と、この作品からはPhotoshop CCを中心に使ってデザイン制作しています*2。
去年の夏~秋からかな。
(※いろいろあってリリースの順番は前後しましたが、制作は『ScrollMaze2』→『迷路ゲーム』の順です)
ガイド・スナップ・整列・スマートオブジェクト・レイヤースタイルなど、さまざまな機能で作業が効率的になったのはもちろん、わかりやすいところでは文字詰めなどが改善しました*3。
文字パネルのカーニングとトラッキングが便利で助かります。
私は色の勉強をしてきたり、イラストを描いたりしているので、そのあたりのセンスはデザインの魅力として活きていると思います。
ただ、文字詰めを意識してやるようになったのは最近のことで、『DropNumber+』の頃まではあまりやっていませんでした。
Photoshop CCを使うようになってからは、だいたいでいいところはトラッキングで、要所はなるべくカーニングもするようにしています。
トラッキングだけの場合にひらがなやカタカナのアキが大きくなりがちとか、そういうのはありますが、一文字だけ離れているとかそういうことが楽に防げるようになりました。
*1:今回は日本語環境でのボタンも英語ですが、日本語・英語ボタンを作る場合など
*2:以前はイラスト制作のときに使うCLIP STUDIO PAINTを主に使っていました
*3:ボタンなど、文字に画像を使用している部分