つみたてNISAでの米国株投資
今年(2018年)から、「つみたてNISA」という制度が始まりました。
年間40万円までの積立投資の売買益と分配金が最長20年間非課税になるので、長期投資にちょうど良く、少額から始めやすくなっています。
「つみたてNISA」は、従来からある「NISA」より金額が小さい上に、投資対象は一部の長期投資に適した投資信託のみに限られます。
かわりに非課税期間が長いし、信託報酬が低いインデックスファンドの投資信託が多いので、多くの人に優しい設計だと言えます。
私は、「iFree S&P500インデックス<04318178>」を選びました。
長期投資なら利益の確定時期を考えなくて良いと思われる、米国株の信頼できるインデックス「S&P500」の投資信託です。
米国株を選ぶ理由
- 「ダウ平均株価」や「S&P500指数」は、多少上下しながらも、長期的に見れば上昇し続けている
- 配当(連続増配)、自社株買いといった株主還元を重視している巨大企業が多い
- アメリカは先進国でありながら、人口は今後も長期的に増加していくと予測されているし、内需も伸びしろがある
米国株と日本株の比較
1971年以降のチャートで比べると、日本株の長年の低迷ぶりが際立ちます(赤がS&P500、青が日経平均株価)。
2013年からのアベノミクス相場はすごいですが、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)は1989年のバブル景気が未だに最高値です。
それに比べて、ダウ平均株価やS&P500指数は、1987年のブラックマンデー、2000年のドットコムバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックを乗り越え、去年も史上最高値を何度も更新しています。
日本株も企業の収益力向上・相対的な割安感から、まだ上がりそうですが、最長20年となると米国株の方が安心感があると思います。
- 無理のない金額で積み立てる
- 暴落があれば特定口座でも買い増しの機会
という姿勢でいければ気楽かな。
20年といっても、もしお金が必要になったときは解約して現金にできるので、資産形成に加えて、いざというときの保険や年金のような気持ちで積み立てするのもいいかもしれません。
ゲームアプリ事業で年間の売上高4000万円超えを達成。『あおたかスタジオ合同会社』を設立しました
夫(徳田隆)と 私(徳田あおい)の2人で2013年に開業したゲームアプリ事業が成功して、去年(2016年)の売上高は2000万円を超え、今年(2017年)の売上高は10月の時点で既に4000万円を超えました。
ちなみに、去年も今年も売上高のうち99%以上が広告収益です。
そういう状況で、2017年11月に『あおたかスタジオ合同会社』を設立しました。
しかし、最初から上手くいったわけではありません。
私たちは、大きな逆境から事業を始めました。
きっかけは、“お金に困ったから”。
夫は長年ブラックIT企業(ゲームと関係ない)でプログラマーとして働いた後、3社目でまともなところに入社したものの、リーマン・ショック後の不景気に遭遇し大幅に環境が悪化。
2011年頃になると夫が死にそうになってたので、私が強く言って、半ば無理やり辞めてもらいました。
その頃、私は一時期自分の特長を何も活かせないパートで働いたりしましたが、3ヶ月ほどで辞めて、そこから1年以上は2人とも仕事をしていませんでした。
その後、2013年の春に最初は夫が一人でiOSゲーム開発を始めた(素晴らしい決断と実行!)後、私にデザインを頼んだのがきっかけで、それから一緒に作るようになりました。
2人で力を合わせ、工夫をし、様々なゲームを作り、リリースしました。
人気が出た作品もあるし、そうでない作品もあります。
また、応援してくれた人もいるし、嫌な扱いをされたこともあります。
いろんなことがあったけど、2人で頑張ってきました。
最初に人気が出たのは、2013年11月にリリースした 新感覚落ちものパズルゲーム『DropNumber』。
やや上級者向けのゲームですが、ロングヒットで10万ダウンロードを達成。
リリース翌年には毎月の売上(収益)が10万円を超えるようになりました。
そして、2015年5月にリリースした 数字を置くパズルゲーム『PutNumber』が大人気に!
2017年11月時点で、iOSとAndroidあわせて50万ダウンロードを超えています。
PutNumberでは、ゲームデザイン・レベルデザイン・グラフィックデザインとも、
ゲームにあまり慣れていない人(初心者の方)でも遊びやすいように工夫しました。
幅広い世代から人気を博し、国内だけではなく海外でも大好評。
長く遊んでいただけるので、収益化だけではなく、少額から“広告の出稿”もできるようになりました。
広告関連についてはGoogleさまからアドバイスもいただき、大きくステップアップ。
2016年は、毎月の売上が100万円、200万円、300万円と順調に上がっていきました。
もちろん、売上がそのまま利益になるわけではないので、急にお金持ちになるということはありません。
でも、昔よりはずっと経済的な余裕ができました。
『PutNumber』は、最初のAndroid作品にもなりました。
そして2017年11月に、『あおたかスタジオ合同会社』を設立しました。
個人事業としてある程度の成功し、税金などの負担が大きくなったこと。
また、近年は「御社(おんしゃ)」と呼ばれることも増えてきたし、存在を分かりやすくするという意味でも、法人化が必要だと思ったからです。
それに、自分たちの会社を作るというのは、やってみたいことでもありました。
私たちは2人のチームなので、数千万円の売上でも生活できる利益になります。
それにより、作りたいものを作ることができます。
クライアントワークではなく、直接*1ユーザーに作品を届ける。
誰かの要望を聞いたり、期限があったりということは少ないので、
クリエイターでもありますが、アーティストでもあるといった感じです。
そんな『あおたかスタジオ』を画像で紹介します。
売上高
代表作
ロゴについて
子供の頃からゲームが好きで、いま好きなものを作っているというのが、私たちの共通する特長の一つです。
思い出せば、2人の出会いもオンラインゲーム『スカッとゴルフパンヤ』とSNS『mixi』でした。
2006〜2007年だから、10年ほど前の話です。
ちなみに、夫は子供のときからゲームが好きというレベルを超えていて、高校生や専門学校生のときから独学でプログラミングを学び、ゲームやツールを作っていました。
そういったこともあり、独創性や実現力が素晴らしいです。
それでもこういう展開になり事業を始めるまでは、彼らしい能力をほとんど発揮できなかったわけだから、なかなか人生難しいものですね。
私もこの事業による実践を通して、デザインと事業経営を中心に、初めて自分の長所/好きなことを大きく伸ばして活かすことができるようになりました。
もちろん今後はどうなるかわかりませんが、事業環境などが変わっても、
「私たちは、ユーザーのみなさまに楽しんでいただけて、かつ自分たちも楽しめる作品を制作する」
ということを大切にしていきます。
ユーザーのみなさま、事業をサポートしてくださるみなさま、いつもありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。
ゲームアプリはApp Store・Google Playからダウンロードできます♪
iOS(App Store)
Android (Google Play)
*1:アプリストアを通して
マーベラス<7844.T>の第21期 第2四半期 事業報告書
マーベラス<7844.T>から事業報告書が届きました。
マーベラスは、
- オンライン事業
- コンシューマ事業
- 音楽映像事業
を展開する、総合エンターテイメント企業。
「舞台 刀剣乱舞」
「閃乱カグラ」
などが今は特に人気ですが、昔から様々なIP(知的財産)を活用したコンテンツを展開しているそうです。
子供向けから大人向けまで多岐にわたっています。
報告書を見ると、意外な作品も多いですね〜。
株価は近年は割安が続いていますが、そのぶん予想配当利回りが3%超えと高くなっています(2017年12月1日時点)。
2018年3月期は、1株33円の配当予想(期末一括配当)。
順調に増益を続けているので、中長期保有しやすい銘柄と言えそうです。